8月9日(火) 芦屋川河口で、生物観察会をおこないま
した。
宮川の河口(国道43号線より下流)は、汽水域で川の
水と海の水が混ざり合う場所です。
このため、芦屋川とは異なる生物を観察する事が出来
ます。
毎年、ミズクラゲ、マハゼ、テナガエビ、ボラなどを多く見る事ができます。
また、市内に住んでいる人もあまり知りませんが、天然のウナギもいます。
また、カメもいっぱいいますが、残念ながらその多くは、ミシシッピアカミミガメという外来種です。
イシガメという、日本固有のカメもいるのですが、毎年1匹みつけるのがやっとの状態です。
ちなみに、ミシシッピアカミミガメは夏祭りなどでミドリガメの名で売られているカメですが、川などに逃がされると大きく育ちます。非常に凶暴なカメでもありますので、今回の観察会でも何人かの子どもが噛みつかれました。
血が出るほど切れることはまれですが、噛まれたところは赤く腫れるくらいの傷になりますので、捕まえる時は気をつけましょう。
今年は、ウナギの稚魚2匹のほか、10cm近いヌマチチブや1cmくらいのシマイサキの稚魚も捕まえる事が出来ました。